あなたを知っているひとは 誰もいないかもしれない あなたを見ているひとは 誰もいないかもしれないあなたを傷つけたひとは もうあなたのことを忘れているかもしれない あなたが傷つけたひとは いまもひそかに痛んでいるかもしれないできないことが多すぎて できたことに気づけないかもしれない なにか大切なことを忘れてしまったことで 日はいっそう暗く陰っているかもしれない